声優になりたい!
と思ったときに、
基本的には、声優の養成所や専門学校で学んでから、声優の所属する事務所に入っていく流れになります。
オーディションで優秀な賞を取って所属することはありますが、
まっすぐ声優事務所に入ることは、ほとんどできません。
では、声優養成所と専門学校どちらがよいのでしょうか?
『声優養成所・専門学校おすすめ比較ランキング【7選】』の記事でもご紹介しています。
それぞれ声優養成所と専門学校によってどう違うの?
という疑問に、
細かくは学校によって異なりますが、メリットやデメリットなど大きな特徴や違いを交えてご紹介していきます。
声優養成所と専門学校のどっちが声優になれる?
声優養成所と専門学校は、どっちに行ったら声優になれるの?
どちらが声優になれるか?
というよりも通う本人の努力や運次第というところが大きいです
専門学校に通っても、資格が取れるわけではないし、仕事に就けるのが保証されるわけではない世界。
声優養成所と専門学校どちらに通っても、声優として活躍できる人もいれば、養成所と専門学校の悪口を言って声優になれなかったことを批判する人だっています。
声優養成所の特徴
声優養成所だと事務所へのデビューにつながりやすい
ほとんどの声優養成所は、声優事務所が声優養成所を運営しています。
自社で声優を育てることになり、声優事務所にあった人材を育成し、声優事務所でトレーニングしてクラスが上がっていけば、声優養成所の預かりや所属に直でつながっていくことができます。
また、週何回レッスンという養成所が多いので、社会人や大学に通いながら声優養成所のレッスンに通っている人も通いやすいです。
学費は声優専門学校に比べると安めで通える
声優の専門学校は、週5回の全日制のところが多いですが、声優養成所は、週一~のクラスが多いため、学費も安めで通うことができます。
大体1年間の学費を比較すると、
声優の養成所は、30万円~50万円程度
と、金額だけ比較すると、声優養成所のほうが通いやすく感じますね。
実際に声優が講師として教えてくれたり、声優として仕事をするチャンスも多い
全国展開しているところは、東京校で多く言えることかもしれないですが、
- 現役の声優に学ぶことができたり
- 仕事に読んでもらえるチャンスがある
という養成所もあります。
東京行かないと、声優養成所がないところも多い
いくつかの全国展開してる声優養成所以外は、東京に校舎を持っている養成所も多いです。
どうしても進みたい声優事務所の養成所に通うときには、上京も視野に入れておきましょう。
入所や進級、所属までの道は険しいところも多い
初心者として基礎から学べる声優養成所もありますが、養成所に入るための入所オーディションが厳しい所も多く、他の声優養成所で学んでから入所する人多くいます。
また、進級や所属までの道は厳しい弱肉強食の世界です。
1年に1度のクラスアップや所属オーディションに落ちたら、そこで終了というところも多いです。
「短期間で集中して挑戦するぞ!」と決めて挑戦することもできますし、逆に、いくつもの声優養成所に通った末、声優になれる人もいます。
声優として活躍するためには、毎回オーディションに勝ち抜くことも必要になってきますので、養成所時代からその勝ち抜いていくという気持ちを高めていくと良いでしょう。
声優の専門学校の特徴
声優の専門学校は、いろんな養成所や事務所に行く機会や将来の選択肢が広がる
声優の専門学校だと、週5日の全日制のところも多いです。
毎日通い、集中的に学ぶことができるのと同時に、行事がある専門学校もあるので、仲間とのスクールライフも楽しむことができます。
地域ごとに専門学校があるので、親元から離れるのをなかなか許可してもらえないなどの事情がある人も、専門学校に通うのでしたら了解してもらえるご家庭も多いのではないでしょうか。
声優の専門学校では、基礎から学ぶことができて初心者でも入りやすい
専門学校は、基礎から学ぶことができ、入所審査もほぼ書類を出すことで入れるので、初心者でも入りやすくなっています。
声優専門学校の卒業後は、再びどこかの養成所や事務所を目指す必要がある
声優の専門学校の卒業後は、声優養成所に通ったり、声優事務所へ挑戦したりと、選択肢が幅広くなってきます。
これをメリットと感じるか、デメリットと感じるかはそれぞれです。
どの声優養成所や事務所を目指すのかを考えていたり、基礎をしっかり学びたいということであれば、選択肢の一つとなってきます。
専門学校のうち、認可校に通うとちょっとしたメリットもある
専門学校には、〇〇専門学校という名前がついている認可校とそれ以外の無認可校があります。
【認可校になる条件としては】
授業時間:年間800単位以上(夜間の場合は450単位以上)
修業年数:1年以上
施設 :原則的に自己所有教育員の資格や条件が満たされていること
です。
【認可校のメリットは】
(学校自体が)専門学校を名乗れる学歴に『専門学校卒』と書ける
学割が適用される認可校のみが受けられる奨学金制度がある
国家資格上の特典がある
条件を満たしていれば大学への編入ができる
といったものがあります。
万一、声優の専門学校に通っていて、違う道を進もう(大学に編入したい 就職したい)と考えた時は、認可校のほうがメリットがあるかなと思います。
ただ、実際に認可校に通っていた人も、大学に進むためには大学編入試験への勉強に切り替える体制がなかなか難しかったり、履歴書には経歴として書かないという人もいますので、なんとしてでも認可校に通わなくてはということではありません。
無認可校の声優専門学校の一つである【アミューズメントメディア総合学院】
は、厳しいことでも知られていて、多くの声優事務所への所属や預かり生を多く輩出しています。
それぞれの考え方次第ではあるかなと思います。
サポート体制が手厚いところがある
専門学校によっては、養成所へのオーディションを学校内で行われたり、マネージャーがついて相談できる環境があったり、社会人としてのマナー講座があったりと、声優としての技術だけではない進路の部分も学べる体制があるところが多いです。
まとめ
声優養成所と専門学校では、どちらが声優になれるかは、その人次第です。
どっちが良い悪いではないかなというところです。
声優養成所では、
-
学費を少なく抑えて声優になりたい!
-
行きたい事務所が決まっていて、デビューに向けて最短で向かいたい!
-
現役の声優の講師がいい(違うところもあり)
-
期限を決めて集中して挑戦したい
専門学校では、
-
まだいろんな養成所や事務所に行く機会となる第一歩として、基礎から学びたい
-
専門学校として卒業したい
-
声優としての学習や、サポートがあるところがいい
-
地元でまず声優として学びたい
-
スクールライフも楽しみたい
という人におすすめかなと思います。
サポートについてや、基礎から学ぶところは、養成所でも行われているところがあります。
逆に全国展開している養成所が近くにあれば、専門学校ではなく、養成所に進むこともできます。
ちなみに、声優の専門学校以外でも、大学や短大で声優コースがあるところもありますよ。
認可の声優専門学校を家庭の事情や将来を考えて行きたいと思う人は、選択肢の一つとして調べてみるのもありでしょう。
まずは、資料請求や見学会に参加してみて、自分に合っている&行きたいと思うところを考えてみましょう。
『声優養成所・専門学校おすすめ比較ランキング【7選】』の記事でご紹介しています。
まずは、資料請求や見学会に参加してみて、自分に合っている&行きたいと思うところを考えてみてくださいね。
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