声優になりたい!でも、声優の養成所に通わなくて声優になりたい!
そう思ったときに本当に狙えるのでしょうか?
実際に声優養成所に通わなかった有名声優さんをはじめ、声優養成所に通わずに声優になれる方法などを詳しくご紹介していきます。
声優養成所に通わなかった有名声優
養成所に通わず、声優として活躍されている方もいらっしゃいます。(敬称略)
日髙のり子
沢城みゆき
宮野真守
花江夏樹
内山昂輝
小野賢章
木村昴
悠木碧
花澤香菜
上坂すみれ
瀬戸麻沙美
原紗友里
齊藤壮馬
高橋李依
宮野真守
養成所に行かずに声優になった人たちは、幼少期から子役として活動していた人や、演劇部や放送部で活躍された方が多くいらっしゃいます。
また、後で詳しく説明しています、一般公募や自分で声優への道を勝ち取った方も確かにいらっしゃいます。
例えば、花江夏樹さんは『アクロスエンタテインメント』に直接、「声優になりたい」旨のメールとボイスサンプルを送り、オーディションの後に預かりとして事務所に所属となりました。
一般公募では、沢城みゆきさんが「デ・ジ・キャラット」のぷちこ役、
佐々木未来さんが「探偵オペラ ミルキィホームズ」のエルキュール・バートン役。を勝ち取られています。
養成所に通わず声優になれるオーディションってあるの?
大手などでの声優事務所のオーディション
等があります。
81プロデュースやシグマ・セブンなどの事務所主催の全国オーディション、または声優アワード新人発掘オーディションなどが該当します。
大手の事務所のグランプリなどを取って才能を認められたうえで、声優事務所のレッスンを受けてから声優デビューとなることが多いです。
また、事務所の所属オーディションに挑戦し、合格ができれば事務所に所属できます。
もし所属は難しくても、実力や可能性が認められれば、附属養成所に特待生としてレッスン費用を安くしてもらう等のメリットがあります。
高橋李依さんは、、高校生の時にアニメ甲子園で賞とり、81オーディション(第5回)で特別賞とられています。
卒業後には81の養成所に進まれたあとは、現在も81プロデュースに所属し声優として活躍されていますよ。
声優業界の厳しさ
声優養成所に通わずに受けられるオーディションも、実際に自分で声優への道を切り開かれた方の例も、確かにあります。
俳優さんなどの役者や、アイドルや歌手の方では、養成所に通わなくても街中でスカウトされた等、大活躍されている方も多いですよね。
ただ、声優というお仕事は、声だけで演技して表現をしていく技術が必要なお仕事です。
発声や滑舌などの基礎があったうえで、演技力を磨いてできていくお仕事です。
プロの声優さん達も、毎日のトレーニングを欠かさず行っていたり、有名声優さんであっても、ほとんど毎回オーディションを勝ち抜いてお仕事をしていく世界であることは頭に置いておいたほうがよいでしょう。
ということで、かなりの努力と才能が必要となってきます。
公募オーディションを受けるにしても、声優養成所や専門学校に通っている人と戦うことにもなるでしょう。
声優になるためには、事務所に所属することも大切
声優のお仕事自体も、公募のオーディションというよりは、事務所に話が行き、実力などがある声優がオーディションに行って仕事を勝ち取っていく世界です。
はじめからフリーというよりは、事務所に所属することも大切になってきます。
声優オーディション詐欺にも注意
「未経験からアニメに出られる!」といううたい文句で、募集をかけているところもありますが、本当に声優になれるの?
オーディション詐欺などもありますので、もしオーディションを受ける場合は、有名なものを受けるとよいでしょう。
(その分倍率なども、すごく高いですが)
詐欺ではなくても、小さな事務所の場合、なかなか希望のお仕事をすることが難しいこともあります。
事前にしっかりと調べておくとよいです。
私も昔、新聞に載っているオーディションを受けたことがあります。
海外で上映されるアニメに出演できるというものだったような。
何もわからない時期で、受験料を払い、レッスン費用も掛かったというような内容で、知らない事務所でした。
原稿を読む等の審査もあったのですが、今思えば、少し怪しかったかも、、、
通わなくてよかったです。
声優養成所に通うメリット
声優養成所や専門学校によって、特徴は変わってきますが、
・マイク前での演技を学べる
・声優業界の知識や人脈を身に着け、チャンスもつかみ取ることに近づく
など、声優の養成所や専門学校に通って学ぶことで、様々なメリットがあります。
一人で何も知らずに目指すよりも、仲間がいることで、気づくことや成長することもありますね。
何か事情があったとしても、声優養成所に通うためにできることはあるかもしれない
私もそうでしたが、簡単に声優養成所に通うことができない・・・という事情がある人も多くいるかもしれません。
しかし、1度きりの人生、ただ諦めるだけではなく、見方を変えると夢への挑戦ができるかもしれません。
→都会の大学に進学し、週一や夜間や週末のレッスンを受ける
→社会人として働きながら通える養成所へ
→ジュニア声優コースも充実してきているので調べて親に話してみる。→年齢なんて関係ない!と言いたいところですが、声優の世界は厳しいものも確かにあります。
年齢が高くて悩んでいる場合は、30歳くらいまでは通える養成所が結構あります。それも超えて難しいことも確かにあるので、自分を見つめ、声を使った仕事を幅広く考えてみるという選択肢も。
→まずは、どれだけ本気なのか伝えてみましょう。
もしかしたら、声優養成所はだめでも、専門学校や、声優の勉強も本格的に勉強できる大学や短期大学もあります。社会人として働きながら通うこともできる声優養成所もありますよ。
まとめ 声優養成所に行かないう選択肢はアリなの?
声優養成所に通わずに声優として活躍されている方は、多くいらっしゃいます。
ただし、声優という世界は簡単になれるものでもありません。
1度きりの人生で、簡単に夢をあきらめたくはないですよね。
モヤモヤ考えていて何年も時間が過ぎて、養成所に通おうと思ったときには、年齢制限があったなどであきらめてしまうと、後悔しかありません。
手っ取り早く声優になりたいから、という理由だけではなく、事情があったとしても、全国で開催される公募オーディションや大手などでの声優事務所のオーディションに挑戦することで見えてくる世界もまたありますよ。
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