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キャラクターショーMCのお姉さんを経験して

戦隊モノのショーや、ライダーショー、プリキュアショー、アンパンマンやドラえもんなどのキャラクターショーなど、ショッピングセンターや遊園地で、長期休みの目玉として開催されていることが多いですよね。

私は数年間、キャラクターが出てくる前に、お友達へのお約束を伝えたり、ショーの後のサイン会や写真撮影会の時の進行をしていく、キャラクターショーのMCを行っていました

 

この記事をみてくれているあなたは、

ぴよ
ぴよ

キャラクターショーMCや、着ぐるみショーの声を当てたいな!

と思っているのではないでしょうか?

 

私が実際に経験した、キャラクターショーMCの経験や感想をお伝えしていきます。

 

目次

どうやったらキャラクターショーMCができるの?

キャラクターショーMCになるためにはいくつか道があります。

 

キャラクターショーを開催している求人を探す

私の場合は、キャラクターショーを開催しているプロダクションの求人を、インターネットで見つけました。

キャラクターの着ぐるみに入るキャスト以外に、キャラクターショーMCを募集しており、連絡をして面接に行きました。

 

面接に合格した後、私はアナウンスなどのレッスン経験があったため、後日、1日研修を受けてから合格をもらったら現場に入れるようになりました。

 

MCなどの事務所に直接依頼がある

MCの事務所に依頼もあるそうです。

 

着ぐるみショーの声も出すの?声優としてチャンスはある?

ドラえもんやアンパンマンなどのキャラクターの時には、東京で台本が作られアニメで活躍されている声優さんたちが声を当てられています。

ヒーローショーの時は、台本は事務所独自でそれぞれ作られています

私は、声優の方でのお仕事をしていませんが、ヒーローショーのスーツアクターさんやスタッフさんが声を当てられていることが多かったです。

 

コエ先生
コエ先生

声優として活躍したい人は、ヒーローショーのキャラクターになれるチャンスはあるということですね!

事務所の方針もあると思うので、入る前には声優のお仕事もできるのか、ぜひ確認してみてください!

 

キャラクターショーMCのお仕事のギャラや特徴は?

ギャラ: 私が所属していた会社は、日給で6,000円くらいでした。

実際にしゃべっている時間は、合計して1時間~2時間くらいもないかもしれません。

 

しかし、意外と陰で行うお仕事や、拘束時間が多かったです。

 

キャラクターショーMCの研修はあるの?

話すことや何をすればいいのかなどの基本的なことは、1番最初に研修を受けた時の台本はありますが、ほとんどアドリブや、臨機応変に行動しないといけなかったです。

 

列の並びなどを相談しようとしましたが、「そのときに合わせてもらったら」という感じだったりもしました。

実質2時間くらいの稼働ですが、丸1日間拘束されます。

 

コエ先生
コエ先生

後で詳しく紹介しますが、いろいろな遠くの現場に車に乗っていくため、移動や設営、準備、片付けなど一日がかりでのお仕事です。

キャラクターショーが本当に好きであったり、楽しみがないと、続けられない仕事かなと思います。

 

 

キャラクターショーのメンバーは?

ショーは基本的には、演者、音響スタッフ、MCのスタッフがいます。

設営や片付けなどは、MCも含めてみんなで行います。

 

キャラクターショーMCの服装は?

ちなみに、MCの服装は、会社によっては、スカートでブーツのお姉さんスタイルのところもあれば、私が行っていたところでは、むしろスカートNGで、ラフな格好をしないといけなかったです。

 

キャラクターショーMC~お仕事の一日の流れ

だいたいショッピングセンターでショーがある場合は【10時、16時などの2回公演】が多いです。

ショッピングセンターの時の流れを主に紹介しますね。

(常設の遊園地などの場合は流れなどが異なります)

 

①積み込みや移動

まだ暗いうちの早朝から、着ぐるみや機材など必要なものを1台のバンに乗せて、メンバーが乗って会場に向かいます。

距離も遠い現場が多かったため、朝2時起きくらいも多かったです。

 

②会場到着~設営

会場についたら、準備してあるテントなどの中に、物を運び込みや、音響設備の準備をします。

会場責任者の方へご挨拶なども。

 

③場当たり~打合せ

ショーに出演するメンバーの場当たりが行われたり、サイン会や写真撮影の列などをどうするか打ち合わせをします。

打合せは、メンバーの様子を見ながら「今だ!」という感じでリーダーさんに打ち合わせに行きました。

 

④場所によってはグリーティング ショーまでのスタンバイ

場所によって、キャラクターと一緒にグリーティングをすることもあります。

ショー開始までは、着ぐるみメンバーの着替えや控えの時間です。

 

⑤いよいよMCのお仕事 ~開演前アナウンス

音響さんの隣で、30分前、15分前、5分前のアナウンスで、ショーがあることをお知らせします。

お客さんが座るエリアのシートで間が空いて座っているときには、できるだけ詰めるようにアナウンスも伝えます。

※私が活動していたのは、コロナ前なのでお客さんにはできるだけ詰めてもらっていました。
今は少し間を開けて座るなどの対処が行われているかもしれません。

 

⑥いよいよキャラクターショーMCのお姉さん登場!

オープニングのBGMがなり、タイミングよく出てお姉さんからのお願いが始まります!

 

  • 「できるだけ前の方に詰めてね」とお願い
  • 前の方のシートに座っている子は立たないこと
  • 2階から見ているお友達は、身を乗り出さないこと
  • ピンチになったら応援してほしいこと!「がんばれー」の練習(ヒーローショーではこれがあるとヒーローはどんなにピンチでも力をもらえます)ダンスの練習があることも
  • ショーの後にサイン会や写真撮影会があるお知らせ

だいたいこういったお知らせを伝えた後は、ショーへの始まりを伝えてMCは裏へ戻ります

 

⑦キャラクターショー開始後(中)のお仕事

ヒーローやキャラクターたちが活躍するショーが1回30分ほどあります。

その間MCは、のんびりみられるわけではありません!

後ろの方で、エリア外にはみ出している人たちに声掛けなどを行います。

 

そして、ヒーローショーの場合は、みんな「頑張れーって応援してね!」「頑張れ!頑張れ!」とマイクであおります

この時、子どもたちが「がんばれ~!」と大きな声を出して応援をしてくれて、ヒーローが立ち上がる姿を見ると、いつも感動してしまいます。

 

キャラクターショーMCのお姉さんを続けているのは、この姿を見たいからかな(´;ω;`)

 

⑧ショー終了からの写真撮影やサイン会などの流れへ

ショーが終わると、「みんな楽しかったかな?」と再び登場します。

サイン会や写真撮影会の流れをアナウンス
「まずは、前の方のブルーシートに座っているお友達は、ブルーシートを畳むので、ゆっくり立って移動をお願いします」というアナウンス

ブルーシートを片付けたり、セッティングなどをしている間、この後の流れや、どっち側に並んで出ていくかのアナウンスをしていきます。

 

⑨キャラクターやヒーローたち再び登場

準備がある程度できたら、「サイン会や写真撮影会のメンバーをよんでみよ~」ということで呼びます。

流れがスタートしてからは、現在サイン会や写真撮影会が行われているアナウンスを入れたり、列を詰めたり、写真撮影の間は、「はい、チーズ」と声をかけたり。

時間が終わりかけた時には、

「そろそろ今並んでいるお友達で終わりだよ」

とアナウンス。

 

⑩キャラクターたちの退場~締めのあいさつ

「ありがとう~」
とキャラクターを送り出した後は、

「本日は〇〇にお越しいただきましてありがとうございます。この後もお買い物をお楽しみください。次回は〇時~開催します」などのアナウンス

でMCとしてのしゃべる仕事は終了します。

 

⑪2回目の公演があるときには、お昼ご飯を食べて4~10までの流れの繰り返し

 

⑫片付け~帰ります

終わったら、一緒に片付け。
車に乗って帰ります。

 

 

 

 

キャラクターショーMCの喜び

子どもの頃、戦隊モノのメンバーになりたいと憧れていたので、実際に近くで戦う姿を見られるとテンションが上がりました

ショーの前後で流れる曲や、曲の一番いいところで自分が登場できるのは、すごくうれしかったです。

少しヒーローたちをTVで見るのから離れていましたが、情報を知るためにも、また戦隊モノやライダーを見始めて、ハマってしまいました。

 

戦隊モノについては、台本を事務所の方が書かれていたので、たまに違う会社のショーを勉強のために見に行くと、うちの台本のほうがおもしろい!などと違いを楽しむことができました

 

途中でヒーローがピンチになった時に、「せーの、頑張れ~!」とマイクで声をかけて、「がんばれー」とお友達みんなが声をかけてくれて、ヒーローが逆転して勝つところでは、涙が出てきそうになっていました。

 

キャラクターショーMCを経験しての感想

・体力
・MC力
・コミュニケーション能力

が必要なお仕事かなと感じました。

コエ先生
コエ先生

途中でも書きましたが、拘束時間が長く、意外と体力を使う仕事でもあるため、好きではないと続けられない仕事かなと思います。

 

私自身の反省点としては、かなりの人見知りなので、他のスタッフさんたちとのコミュニケーションが怖かったです。

高い音を出すときに、喉を締めてしゃべっていた。語尾がうまくなかった。もっとしゃべりを勉強しておくべきだった。
ということでした。
MCとしては反省点だらけでしたね~

主にお正月、夏休みと、連絡が入ってきたら入る感じだったので、年1~2回くらいだったかな。
時間も空いていたので、その反省を次回活かせていなかったかなと思います。

 

直接採用ではなく、MCスクールで学んでからお仕事をされる方は、自分のしゃべりや悩み事などを相談できる場所があるのでよいかもしれません。(事務所を通してなので、お給料としては減ってしまうデメリットはあるかもしれませんが)

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この記事を書いた人

ナレーターmomoです。
声優になりたいという夢から遠回りして声に関する勉強をたくさんしてきました。声優を目指している方に、私の経験から何かヒントになればとブログを運営しています。

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