アナウンサーを目指して、アナウンススクールに通う方も多いかと思います。
キー局や地方局が開講しているスクールや、地方でも、地方局のアナウンサーを輩出したり、ラジオのアナウンサーを目指したりと、たくさんのスクールがあります。
私も大学で、就職講座のような講義や、新卒の局アナを目指すスクールに通いました。
アナウンサーを目指して受験する方は、NHKから民放まで、全国いろいろなところへの受験をしている人が多かったです。
アナウンス講座やアナウンススクールに通って経験したことや、感じたことをご紹介していきます。
アナウンススクールで教わったこと
私が通ったのは、2か所です。
- 大学で開講されている、アナウンサーを受験する人のための講座
- 元アナウンサーの方のスクールで、何人もアナウンサーを輩出されているというところ
アナウンススクールで学んだことは、
・原稿読み
・カメラ前で意識すること
・フリートーク
・メイクについてのレッスン
・エントリーシート添削(アナウンサー受験用のスクールのとき)
など、読みだけではない技術も学びました。
・立てたい言葉の前に間をあける
・大事なところのスピードを変える
等の基本的な技術を学びました。
大学で開講されている講座では、カメラ前のレッスンやフリートークなどはありませんでした。
アナウンサー受験のための写真撮影
アナウンサー試験のためには、写真が必要です。
当時、アナウンサー受験をするための写真スタジオをアナウンススクールで紹介され、写真を撮りました。
アナウンサー受験専門の写真館で、メイクやヘアセット等をしていただき、スーツも2種類持って行っていたので、着替えて撮影を行いました。
たくさん撮った写真のカットから、これがいいだろうというものを選んでいただき、履歴書用のサイズと、L版サイズの写真を作っていただきました。
アナウンススクールに通って感じたこと
高校のアナウンス部を経験していたし、声を使って話すお仕事ということで、方向は同じかなと思っていましたが、演技のほうが好きなんだなと感じました。
アナウンサーは、情報をわかりやすく伝えるお仕事というだけではなく、ラジオアナウンサーでない限り、カメラ前で話すことや、フリートークが必要とされています。
基本的なアナウンス技術を学ぶことができ、フリートークや、カメラ前のワークを学んでいったのですが、自分としてはすごく苦手でした。
今思うと、ラジオのアナウンサーを目指す道もありましたが、私が通ったのは、テレビに出演するアナウンサーや、天気キャスターを学ぶスクールでした。
映像があるテレビとは違い、音声だけで伝えるラジオでは、さらに高度なアナウンス技術などが必要とされていたと思います。
数カ月だけ通いましたが、長期間学んでいた方は、フリートークも上手く、内定ももらわれていた方もいらっしゃいました。
記念受験として受験をさせていただきましたが、試験の緊張感などを感じるすることができました。
アナウンサー受験をして感じた大きな劣等感
何より、美人さんが多い。
容姿に自信のない私は、それだけで自信を無くしており、カメラ前で原稿を読むことや、映りなどに自信もなかったです。
それは、受験のための写真を撮影してより感じました。
美人さんではないし、歯並びにコンプレックスもあったので、コンプレックスの部分がより気になってしまいました。
大切なアナウンス技術よりも、容姿を求められることが多い局アナ受験は、それだけで大きな壁だったと思います。
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