高校に入り、演劇部に入部したかったのですが、進学した高校に演劇部がなく、アナウンス部に入部しました。
(調べたから進学すればよかったなあと今になると思いますが)
しかも、アナウンスに力を入れている部でもなかったので、顧問の先生も専門ではなく、自分たちで独自に発声練習などをやるという部活でした。
アナウンス部で活動して感じたことなどをご紹介します。
アナウンス強豪校との違い
私が入部したのは、田舎の普通の高等学校のアナウンス部でした。
強豪校に通っていた方の話では、練習量から違います。
- 夕方の部活の時間からは、しっかりと発声練習が行われ、夜遅くまで練習。
- 休日も1日練習。
- 昼休みや、行事での放送。
- 番組制作
- NHKの朗読・アナウンスコンテストのために、しっかりと練習や出場するのにもオーディションがある
という、アナウンスにかなり力を入れて練習し、かなりの実力が付いたそうです。
私の場合は、アナウンス班と、機材班に分かれていて、アナウンス班は
- 夕方から、NHKのテキストを使って発声・滑舌練習
- 休日も時間があるときには部活
- 放送コンテストの制作部門に出品するかは部員の気持ち次第(私の時には、映画監督を目指している人がいたので、映像やラジオ番組作成を行いました)
- 文化祭や、運動会のアナウンス
- NHK放送コンテスト前には練習。部員数も少なく、誰でもコンテストに出場できました。
といった活動でした。
高校のアナウンス部で学んだこと
ほぼ独学ではありましたが、高校のアナウンス部で学んだことは、
・発声・滑舌の導入で学ぶことができ
・先輩がアナウンスが上手で、アナウンスを学ぶことができ
・アナウンスや朗読を練習することができ
・いろいろありつつ、番組制作を行うことができ
・アナウンス部として、いろいろな人たちの前でアナウンスができ
・部員と日頃から活動することができ
たメリットがありました。
高校の演劇部に入れず、アナウンス部に入ったことは、メリットや感じたことがあった中、高校演劇では、高校演劇ならではのクセがついてしまうということものちに聞きました。
今思うと、演劇部に入らずによかったのかなとも思っています。
NHK放送コンテストに出場して感じたこと
NHKのアナウンスコンテストでは、朗読部門に出場しました。
2年生で2回戦まで行くことができ、3年生ではセリフのありすぎる部分を選んでしまい、上位には行けませんでした。
気持ちを込めすぎたのがNHK朗読では合わなかったのかなと思います。
同時に感じたのは、日常から滑舌よく、ハキハキしていた人は、アナウンスコンテストでも上位を取っている。しかも、何でもこなせる人だったので、器用な人の力には勝てないんだという、落ち込んだ気持ちを持ちました。
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